今帰仁村で栽培されたすいかを味わうイベント 名護市

県内一のすいかの生産量を誇る今帰仁村で栽培された20品種のすいかを味わって楽しんでもらおうというイベントが、28日、名護市で開かれました。

今帰仁村では、1年を通してすいかが栽培されていて、生産量は県内一です。

今の時期は、日中と夜の寒暖差があって甘いすいかができるということでこの味を楽しんでもらおうと、今帰仁村の生産農家が名護市内で28日「すいか祭り」を開き、事前に申し込んだ家族連れなどおよそ100人が集まりました。

イベントでは、20品種のすいかの食べ比べが行われ、参加した人たちは種が少ない品種や果肉が黄色い品種などを笑顔で「おいしい」と言いながら味わっていました。

また、クイズ大会も行われ、参加した親子がすいかに関する知識について学んでいました。

沖縄市から訪れた家族連れは「いろいろな品種を食べることができて、味の違いを実感しました。すいかのことがもっと好きになりました」と話していました。

イベントの主催者のひとりで「かりゆしすいか農園」の上間泉穂さんは「ことしは天気がよかったので、糖度も高く、大きさも十分にあります。農家としては当たり前のことでも消費者の皆さんには知られていないことが多くあるので、もっと伝えていきたいです」と話していました。