車の座席を燃やしたか 器物損壊の疑いで10代少年を逮捕

今月20日に、名護市で駐車場に止められていた車の座席が燃えているのが見つかった事件で、警察は器物損壊の疑いで10代の少年を逮捕しました。

逮捕されたのは、本島北部に住む10代の少年です。

警察によりますと、今月19日午後3時半ごろから20日午前7時前までの間に名護市の集合住宅で、駐車場に止められていた車の座席やサンバイザーなどを燃やしたとして、器物損壊の疑いが持たれています。

現場周辺の、名護市の宮里地区や宇茂佐地区では同じ19日から20日にかけて、車8台の座席が燃えたり1台の車内からものが盗まれたりする事件が起きていたことから、警察はパトロールを行って警戒を強めていました。

その結果、25日早朝に複数の他人名義のものを持っていた少年を見つけ、警察署で事情を聴いたところ、一連の犯行を認める供述をしたということです。

警察は、防犯カメラの映像の分析などから特定できた1件について26日逮捕し、ほかの事件についても裏付けを進めています。

警察によりますと、被害に遭った車9台はいずれも鍵がかかっていなかったということです。