宮古島 一時市内のほぼ全戸2万5490戸が停電 昼前に復旧

沖縄県宮古島市では25日午前3時すぎから大規模な停電が発生し、一時、市内のほぼ全戸にあたる2万5490戸が停電しましたが、昼前にすべて復旧しました。
沖縄電力が停電の原因を調べています。

沖縄電力によりますと、宮古島市では25日午前3時すぎに大規模な停電が発生しました。

午前5時の時点では、市内のほぼ全戸にあたるあわせて2万5490戸が停電していましたが、配電設備に再送電を行ったところ徐々に復旧が進み、昼前にすべて復旧しました。

沖縄電力によりますと、電柱や電線などの配電設備や島内にある7基の発電機にはこれまでのところ目立った不具合はなく、そのほかの大規模な設備にも故障やシステムトラブルなどは確認されていないということです。

沖縄電力が引き続き停電の原因について調べています。

停電の影響で、宮古島市内では一時、多くの信号が消えたほか、病院が外来診療を中止したりコンビニやスーパーが営業を見合わせたりするなど生活に大きな影響が出ました。

【玉城知事の話】
宮古島市の大規模な停電について玉城知事は「この停電でさまざまな社会的に非常に大きな影響を受けている。復旧し次第、どのようなことが原因で停電になり、どのような範囲で影響が及んだかしっかりと確認していきたい」と述べました。