宮古島で島内ほぼ全戸の２万５４９０戸が停電

沖縄電力によりますと、２５日午前８時の時点で、沖縄県宮古島市であわせて２万５４９０戸が停電しています。

沖縄電力によりますと、宮古島では、２５日午前３時すぎから大規模な停電が起きていて、午前８時の時点で島内のほぼ全戸にあたるあわせて２万５４９０戸が停電しています。

午前４時半ごろ、宮古島市の中心部では多くの信号機が消えていて、交差点では車が速度を落として慎重に走る様子が見られました。

コンビニエンスストアも電気が消えて真っ暗な状態だということです。

沖縄電力が停電の原因について調べています。

午前８時の時点では、大規模な設備の故障やシステムトラブルなどは確認されていないということです。

復旧に向けた作業を進めていますがいまのところ、めどは立っていないということです。

宮古島市を管轄する宮古島警察署によりますと、午前８時半現在、停電に伴う事故などの情報はないということです。

市内では信号機が消えているところがあるため、パトカーで巡回し安全運転を呼びかけているということです。

市内の交差点では警察官が手信号で交通整理にあたっていました。

宮古島市消防本部によりますと、午前９時１０分の時点で、停電の影響による事故の情報や救急搬送の要請は入っていないということです。

タクシーの運転手は「スーパーもコンビニも閉まっているので不便です。信号機が止まっているので事故が起きないか心配です」と話していました。

ＮＴＴ沖縄支店によりますと、宮古島市内のＮＴＴの通信施設は、予備電源で正常に動いていて、電話やインターネットは正常に使えるということです。

ただ、光回線を使用している電話やインターネットは、停電の影響でルーターが使えないため、つながらなくなっているということです。