玉城知事が新石垣空港を視察 石垣市長「滑走路の延長が必要」

玉城知事は24日、石垣市を訪れて、中山市長と意見交換を行いました。
中山市長からは「海外からの大型機の誘致を含めて、滑走路の延長が必要だ」として、空港の機能拡張を求める意見が出されました。

新石垣空港は去年1年間、過去最多に迫るおよそ261万3000人が利用していて、利用客の増加への対応が課題となっています。

こうしたなか、玉城知事は24日、新石垣空港を視察し、大型の旅客機向けの駐機場が不足していることや、利用客の増加で保安検査場が混雑していることなど、今の課題について説明を受けました。

そして、玉城知事は、石垣市や航空会社の関係者と意見交換を行い、滑走路の延長や駐機場の拡張に向けた調査の実施のほか、駐車場など周辺施設の整備・拡張を求める意見が出されました。

これに対し、玉城知事は「空港の土地の拡張性が限られているという認識ではあるが、新石垣空港がさらに利用客に喜ばれ、地元に愛される空港に成長していけるかを真剣に考えて、意見交換を重ねていきたい」と述べました。

このあと、玉城知事は石垣市の中山市長とも意見交換を行い、中山市長は「海外からの大型機の誘致を含めて、滑走路の延長が必要だ」などと述べ、空港の機能拡張を求めました。