ジャガーの赤ちゃん2頭誕生 一般公開の時期は未定 沖縄市

沖縄市の動物園で先月、ジャガーの赤ちゃんが2頭生まれ、今後、生育状態を見ながら一般公開の時期を決めることにしています。

沖縄市の動物園、沖縄こどもの国によりますと、先月27日、父親の「ハク」と母親の「ルナ」との間にジャガーの赤ちゃん2頭が生まれました。

性別は分かっていませんが順調に育っているということです。

沖縄こどもの国では去年8月に「ルナ」が沖縄では初めて赤ちゃんを出産しましたが、1か月後に赤ちゃんを運ぶ際に誤って首の内側までくわえたことで死にました。

今回は、しばらくの間、「ルナ」を育児に専念させて赤ちゃんの生育状態を見ながら一般公開の時期を決めることにしています。

沖縄市の桑江市長は24日、記者会見を開き「沖縄こどもの国では春を迎えて二ホンリスなど多くの赤ちゃんが誕生する中、待望のジャガーの赤ちゃんが誕生した。一般公開が決定したら改めてお知らせしたい」と話していました。

今後、2頭の赤ちゃんの名前を一般から募集することも検討しているということです。

また、桑江市長は来月3日から沖縄こどもの国の入園料について、無料の対象を現在の3歳以下から15歳以下まで引き上げることを明らかにしました。

昨年度は過去最多となるおよそ59万8000人が訪れるなど、年々、入園者が増加してるほか、ことし7月から新たな入園料を設定することで財源を賄える見通しだということです。