石垣島 ソウシジュの花が見頃に

石垣島では、ソウシジュの花が見頃をむかえていて、ホタルが放つ光にも例えられる黄色い花が訪れた人たちの目を楽しませています。

ソウシジュは、台湾や東南アジアが原産のマメ科の常緑樹で、黄色い花がホタルが放つ光に似ていることから小笠原諸島では、「ホタルノキ」とも呼ばれています。

石垣島では、今月半ばから各地で、直径1センチほどの黄色い玉のような花が咲き始めました。

石垣市の県営バンナ公園の遊歩道などではいま見頃をむかえていて、公園を訪れた人たちの目を楽しませています。

ウォーキングで公園を訪れていた夫婦は「植物を見るのは好きですが、ソウシジュについてはあまり知らなくて、咲いている時期に見たのは初めてです。ミモザみたいできれいですね」とか、「きれいですね。こんなきれいな花が咲くとは思いませんでした。こちらに住むとあまり気温の差や四季は感じにくいですけど、植物を見ると季節を感じますね」と話していました。

公園を管理している人によりますと、ソウシジュの花は来月半ばごろまでが見頃だということです。