与那原大綱曳を3D映像で体感できるシアター 与那原町が導入

沖縄の三大大綱引きの1つ、「与那原大綱曳」を3D映像で体感できるシアターが、与那原町の施設に導入されました。

与那原大綱曳資料館に新たに設置されたのは、本番に向けた神事や綱の準備、大綱曳などの様子を3D映像でよりリアルに体感できるシアターで、与那原町が1900万円をかけて導入しました。

18日に行われたお披露目式には、町の関係者や地元の区長などが参加しました。

参加者は直径が5メートルほど、高さがおよそ3メートルの円形のシアターに入り、専用のめがねをつけて360度のスクリーンに映し出された3D映像を鑑賞しました。

参加した区長は「綱が運ばれる様子などが、さまざまな視線で見られるなどすばらしかったです」と話していました。

与那原大綱曳資料館の与那嶺斎館長は「このシアターで子どもからお年寄りまで綱引きに触れてもらうとともに、観光客にも見てもらい町の発展につながればと思う」と話しています。

3D映像が鑑賞できる、与那原大綱曳資料館の入館は無料です。