恩納村 不発弾処理で国道58号のバイパス通行止めへ

沖縄戦でアメリカ軍が使ったとみられる不発弾が恩納村の工事現場で見つかり、18日、国道58号のバイパスを通行止めにして処理作業が行われます。

18日に処理される不発弾は、79年前の沖縄戦当時、アメリカ軍が使ったとみられる50キロ爆弾1発です。

先月12日、恩納村冨着の工事現場で行われた磁気探査によって見つかりました。

立ち入り禁止区域は処理現場から半径166メートルで、事業所1か所が範囲内にありますが、営業時間外の18日午後7時から処理作業を行うということです。

一方、この影響で、国道58号の恩納南バイパスの恩納南交差点から仲泊交差点まで区間が午後6時45分から午後9時までの予定で通行止めになります。

恩納村はう回路として、海沿いの道路を使うことができると呼びかけています。

沖縄戦では「鉄の暴風」と言われるほど大量の砲弾が撃ち込まれていて、県によりますと、県内には1878トンの不発弾が今も残っていると推計されています。