辺野古沖への移設に反対する大規模集会 名護市

アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設に反対する市民団体などは、14日、国が代執行に伴う工事に着手してから初めてとなる大規模な集会を開き、政府に対して新基地建設の断念などを求めるアピールを採択しました。

14日の集会は、普天間基地の辺野古沖への移設に反対する市民団体などでつくる「オール沖縄会議」が移設予定地を見渡せる名護市瀬嵩の浜で開き、主催者の発表で1800人が集まりました。

1000人を超える規模の集会はことし1月、国が軟弱地盤のある大浦湾側で代執行に伴う工事に着手してから初めてだということです。

集会に出席した玉城知事は「辺野古新基地建設を絶対に認めないという思いと、沖縄を再び戦場にさせないという心からの願いは、未来の子どもたちや孫たちに対して、私たちが今とることができる最大の責任だ」と訴えました。

そして、集会では政府に対し、辺野古での新基地建設の断念や、普天間基地の閉鎖と撤去などを求めるアピールを採択しました。