空港到着の観光客にレンタカーでの事故防止を呼びかけ 石垣島

春の全国交通安全運動にあわせて石垣島では、12日空港に到着した観光客に警察官や保育園児が交通事故の防止を呼びかけました。

新石垣空港の到着ロビーで行われた呼びかけには八重山警察署の警察官や石垣市交通安全推進協議会のメンバー、それに地元の保育園児など30人余りが参加しました。

参加者は空港に到着した人たちに「運転注意」とか「渡る前に忘れず、確認右左」などと書かれたポケットティッシュやチラシなどを配りました。

園児たちが大きな声で「安全運転をお願いします」と元気に呼びかけると、観光客が笑顔でティッシュなどを受け取っていました。

八重山警察署によりますと管轄する地域では、去年1年間に100件の人身事故が発生し、このうちレンタカーが関係したケースは4分の1近くの24件を占めたということです。

八重山警察署地域課の伊敷瑛里子巡査は「観光シーズンになって観光客もレンタカーも増える中、安全運転を心がけて少しでも事故が減るように石垣島の旅行を楽しんでもらいたい」と話していました。