東村の高江小学校 2年ぶりに2人の新1年生迎え入学式

沖縄本島北部の東村の高江小学校では、2年ぶりに2人の新1年生を迎えて、9日入学式が行われました。

東村の高江小学校に入学するのは島袋那美さんと森なつめさんの女の子2人です。

高江小学校が新1年生を迎えるのは2年ぶりで、9日、入学式が行われました。

式では、3年生から6年生までの在校生7人と、先生、それに、地域の人たちなどが手拍子で迎える中、新1年生の2人が少し緊張した面持ちで入場しました。

そして、大城豊校長は「2人が入学してくるのをみんなが楽しみに待っていました。きょうから1年生になった2人には、勉強や遊びなど活動がいっぱいあります。毎日、楽しく笑顔で、いろいろなことにチャレンジしてください」と語りかけました。

続いて、上級生を代表して6年生の荘司蓮さんが「小学校では運動会やカレーパーティーなどいろいろな行事があります。まだわからないことが多いと思うので、僕たち先輩を頼ってください。一緒に楽しい学校生活を送りましょう」と歓迎のことばを述べました。

このあと、新1年生の2人は、上級生と一緒に、小学校入学の気持ちを描いた歌を歌いました。

高江小学校では、年々、児童が減っていて、入学した1年生は3年生と一緒に授業を受けることになっています。

新1年生の島袋那美さんは「うれしいです。漢字の勉強を頑張りたいです」と話していました。

また、森なつめさんは「算数の勉強を頑張りたいです。持久走大会が楽しみです」と話していました。