沖縄市の県総合運動公園内屋内プール 再開へ準備進む

沖縄市の県総合運動公園にある屋内プールはダムの貯水率の低下などの影響で使えなくなっていますが、このところの雨で貯水率が回復してきたことから、公園では再開に向けて準備を進めることにしています。

沖縄市の県総合運動公園にある屋内の25メートルプールは先月末まで実施していた屋根の修理のため水を抜いた状態で、公園では4月6日に利用を再開する予定でした。

しかし、本島のダムの貯水率が平年を大幅に下回り、プールの利用には500トン余りの水が必要なことなどから再開を延期しました。

公園によりますと、このところの雨の影響で本島のダムの貯水率が50%程度に回復したことから来週にも清掃を行うなどプールの利用の再開に向け準備を進めるということです。

県総合運動公園の福島誠司所長は「健康を維持するために屋内プールを利用する人が毎日、多く訪れていたので、早く再開させたいです」と話しています。

一方、屋外の50メートルプールについては、貯水率の推移を見ながら利用開始の時期を検討することにしています。

県水泳連盟は、4月21日に県総合運動公園の屋内プールで開催予定の競技会は、本部町の施設に会場を変更しています。