名護市で世界ランキングの対象となる障害者ゴルフ大会が始まる
8日から名護市のゴルフ場で、県内では初めて、世界ランキングの対象となる障害者のゴルフ大会が始まりました。
この大会は、名護市のカヌチャゴルフコースで、8日と9日の2日間、開かれます。
県内で、世界ランキングの対象となる障害者のゴルフの大会が開かれるのは初めてで、日本、韓国、チェコの3つの国から、世界ランキングに数えられるゴルファーら28人が出場し、県内から宮古島出身の下地泰之選手も参加しています。
世界ランキングには、ゴルフの技術を数値化したハンディキャップを計算に入れる方式もあって、選手たちはハンディキャップのレベルごとに3つのクラスに分かれ、力強いショットや正確なパットを披露していました。
宮古島出身の下地泰之選手は、「すごい上手な選手が参加しており、楽しくやっていきたいです」と話していました。
また、静岡県から参加した50代の男性は、「沖縄の地で初めてラウンドするので楽しみにしています。きょうは思ったより暑くなく、芝のコンディションもよく満足しています」と話していました。
大会を主催した日本障害者ゴルフ協会の松田治子代表理事は、「沖縄はゴルファーのメッカで、いろんなプロゴルファーも輩出していて、ゴルフを行うよい場所でもあるので、障害者ゴルフを多くの皆さまに理解していただきたいです」と話していました。