沖縄本島の8日のダムの貯水率は49.4%

沖縄本島の8日のダムの貯水率は49.4%で、引き続き平年を大幅に下回っています。
節水を心がけましょう。

県企業局によりますと、沖縄本島に11あるダムの貯水率は、8日午前0時の時点で49.4%で、7日より0.3ポイント高く3日連続の増加となりました。

平年の貯水率は74.8%で、これと比べると25.4ポイント低く、過去10年で最低の水準となっています。

県や国で作る沖縄渇水対策連絡協議会によりますと、今後まとまった雨が降らず、貯水率の低下がこれまでと同じペースで続くと、6月ごろから給水制限などの対応が、必要になる可能性があるということです。

また、県企業局によりますと、伊是名村で8日午前0時の時点で、島内にある2つのダムの貯水率が、「メンナー山貯水池」で10.4%、「天城ダム」で24.4%と渇水状態にあるということです。

県企業局は、水道の水圧を抑えるなどの対策も必要だとしていて、今月11日にも村と協議することにしています。

シャワーを浴びるときは、こまめに水を止めるなど、引き続き節水を心がけましょう。