空自南西航空方面隊の寺崎新司令官が玉城知事を表敬訪問

那覇基地を拠点としている航空自衛隊南西航空方面隊のトップに新たに就任した寺崎司令官が玉城知事を表敬訪問し、防衛や災害対応など幅広い任務において万全を期す考えを伝えました。

航空自衛隊南西航空方面隊のトップがこのほど交代し、今月4日には新たに司令官に就任した寺崎隆行空将が県庁を訪れ玉城知事と会談しました。

南西航空方面隊は、那覇基地を拠点に沖縄県周辺を管轄していて、領空侵犯のおそれがある航空機などに対して戦闘機を緊急発進させたり、対空ミサイル部隊を展開させたりしています。

会談の中で寺崎司令官は「緊急発進に加え、弾道ミサイル防衛に関連して、いま離島に部隊が展開しているが、常に何かあっても対応できるように、離島での急患輸送を含めて万全な態勢で臨みたい」と述べ、防衛や災害対応など幅広い任務において万全を期す考えを伝えました。

これに対して玉城知事は「領空を防衛する任務のみならず協力をお願いしたい。万が一の対応におけるシミュレーションや訓練は行っていくべきだという認識なので、連携の強化を図りながら力添えをいただきたい」と述べていました。