大宜味村でアヤメ科の一種「オクラレルカ」の花が見頃

大宜味村では、「オクラレルカ」が薄紫色の花を咲かせ、見頃を迎えています。

アヤメ科の一種の「オクラレルカ」は、長くとがった特徴的な葉が生け花の花材として人気で、大宜味村から全国に出荷されています。

大宜味村喜如嘉にある水田「喜如嘉ターブク」では、先月下旬ごろから鮮やかな薄紫色の花を咲かせ始め、今、見頃を迎えています。

くもり空の中、7日は朝早くから多くの見物客が訪れ、水田の周辺を散策しながら、「よい知らせ」という花言葉がある「オクラレルカ」の花を眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいました。

名護市から訪れた家族連れは「毎年この時期になると、みんなで訪れ、楽しんでいます。紫の花が一面きれいで感動しています」と話していました。

また、うるま市から訪れた女性は「壮観という感じで、一面紫色できれいです。写真を撮って友人に見せたいです」と話していました。

地元の人によりますと、大宜味村喜如嘉の「オクラレルカ」の花は、あと数日、楽しめる見通しだということです。