尖閣諸島沖の日本の領海に侵入した中国海警局の2隻領海出る

5日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入した中国海警局の船2隻は、6日午後7時20分ごろ、いずれも領海を出ました。
海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船2隻が、5日午後0時20分ごろ、尖閣諸島の魚釣島と南小島の沖合で相次いで日本の領海に侵入しました。

2隻はおよそ31時間にわたり航行を続けたあと、いずれも6日午後7時20分ごろ、領海を出ました。

海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは先月30日以来で、ことしに入って8件目です。