天然のもずくの収穫が最盛期 「ちゅらさん」の舞台 小浜島

再放送中の連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台、竹富町の小浜島では、天然のもずくの収穫が最盛期を迎えています。

連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台、小浜島産の天然のもずくは、太くてコリコリとした食感が特徴で、先月中旬から収穫が始まりました。

今月2日、およそ500メートル沖合にある水深2メートルほどの漁場では、漁業者が網を手に潜り、次々ともずくを収穫していきました。

港に戻ると、地域の人たちと協力して船からもずくを水揚げし、海草やカニなどを取り除いて塩漬けにしていきました。

また、塩漬けしてから4日ほどたったもずくからさらに細かい不純物などを取り除く選別作業を行いました。

作業をしていた女性は「もずくを好きになり、おいしく食べてもらいたいです」と話していました。

漁業者の大城洋一さんは「今シーズンのもずくは品質はいい方だと思います。もずくはある程度普及していますが、まだまだ納豆には及ばず、全国各地の方々に沖縄のもずくを食べてもらえるようになったら生産者としてはうれしいです」と話していました。

小浜島産のもずくの収穫は来月はじめまで行われる予定で、地元のホテルや全国各地に出荷されることになっています。