津波被害 県内で4人が軽いけが

沖縄県のまとめによりますと、県内ではあわせて4人が軽いけがをしたということです。

具体的には、浦添市で80代の男性が、本部町で90代の女性が、それぞれ避難中に転倒して軽いけがをしたということです。

このほか、県には、学校関係者2人も軽いけがをしたという報告があったということです。

また、石垣市平得地区の集合住宅で水道管からの漏水が確認されるなどしていて、県が、詳しい被害状況の確認を進めています。

今回の地震について、玉城知事はコメントを発表し「台湾と長い交流の歴史を有する沖縄県を代表して、お亡くなりになりました方とそのご家族をはじめとする関係者の皆様に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、負傷された方や家屋が倒壊した方には心よりお見舞いを申し上げます」としています。

その上で「先島地域では、県民や観光客の皆様が情報を自ら判断し迅速に避難していただいたと聞いています。今後、同様の地震が発生する可能性もありますので、県民の皆様、沖縄に来られている皆様には、引き続き、今後の気象や地震などの情報に留意され、危険を感じた際には避難していただきますようよろしくお願いします」と呼びかけています。