沖縄本島地方 1日にかけて低地での浸水などに警戒を

沖縄地方は、東シナ海にある前線や低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、ところによっては雷を伴う大雨となっています。
沖縄本島地方では、1日にかけて低い土地での浸水などに警戒が必要です。

沖縄気象台によりますと、沖縄地方は、東シナ海にある前線や低気圧の影響で暖かく湿った風が流れ込むなどして、大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、特に沖縄本島では、ところによっては雷を伴った大雨が降り、大宜味村では一時、土砂災害警戒情報が発表され、これに伴って一部の地域に避難指示も出されました。

31日午前0時の降り始めから午後7時半までの雨量は、東村で98.5ミリ、渡嘉敷島で83.5ミリ、本部町で77.5ミリを観測しました。

気象台によりますと、1日にかけても大気の不安定な状態は続き、沖縄本島地方では1日未明にかけて、多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が、1日午後6時までの24時間に多いところで120ミリの雨量が見込まれています。

気象台は、沖縄本島地方では1日にかけて、低い土地での浸水、河川の増水やはん濫に警戒し、土砂災害に十分注意するよう呼びかけるとともに、県内全域では、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。