下地島空港旅客ターミナル 開業5年のイベントにぎわう

宮古島市の下地島空港の旅客ターミナルが開業して、30日で5年となるのに合わせてイベントが開かれ、大勢の市民や観光客でにぎわいました。

このイベントは下地島空港の旅客ターミナルが30日で開業から5年となるのに合わせて、利用者へ感謝の気持ちを伝えようと開かれました。

国内線の到着口付近には、航空会社や地域の事業者がブースを出して宮古島産の黒糖が入った「ちんすこう」などが販売されたり、500円の参加料でもずくの詰め放題などが行われたりしました。

また、会場では三線の演奏も披露されました。

日中の最高気温が25度と、夏日になった下地島空港は大勢の市民や観光客でにぎわいました。

下地島エアポートマネジメント株式会社の鶴見弘一社長は「宮古島は海のレジャー関係で夏場のニーズが高く、閑散期に入っても島の人たちがスポーツ合宿などを呼び込み、利用者数が増えた。夏場に向けて新たな路線の就航を航空会社に求めるなどして利用客の増加につなげていきたい」と話していました。

下地島空港の定期便は成田、羽田、神戸、那覇の4路線に加え、夏場には福岡便も運航していて、今年度の利用者数は前の年度より5万2000人多い過去最多の42万人を見込んでいます。