沖縄発着国際線 夏ダイヤで新たに3路線が開設

沖縄を発着する国際線が新型コロナの影響から回復する中、今月末からの夏ダイヤで新たに3路線が開設されます。
関係者は「インバウンド客の増加で沖縄の観光振興につながる」と期待を寄せています。

航空各社や沖縄観光コンベンションビューローによりますと、今月末からの夏ダイヤでは今月31日から韓国のLCC・格安航空会社の「ジンエアー」が那覇と韓国・プサンを結ぶ路線を開設し週に7往復、運航し、タイガーエア台湾が那覇・高雄路線に週7往復で参入します。

また、那覇とタイのバンコクを結ぶ路線をLCCのタイ・エアアジアが来月2日から週4往復で運航します。

さらに宮古島市の下地島空港と韓国・ソウルを結ぶ路線をジンエアーが開設して、5月29日から週5往復で運航するほか、那覇と台北を結ぶ路線にタイ・エアアジアが参入し6月15日から週7往復、運航します。

これにより沖縄を発着する国際線はこれまでの8路線から11路線に増え、1週間あたり30往復増えて181往復になります。

沖縄観光コンベンションビューローでは「インバウンド客の増加で沖縄の観光振興につながる。アジアを中心に増便されるよう今後も働きかけていきたい」としています。