琉球銀行 普通預金の金利 約17年ぶりに引き上げへ

日銀がマイナス金利政策を解除したことを受けて、琉球銀行は普通預金の金利を0.02%に引き上げるとこのほど発表しました。
普通預金の金利の引き上げはおよそ17年ぶりです。

日銀は今月19日まで開いた、金融政策決定会合で、金融機関が日銀に預けている当座預金の一部にマイナス金利を適用する「マイナス金利政策」を解除し、金利を引き上げることを決めました。

これを受けて、琉球銀行は現在の年0.001%の普通預金の金利を来月1日から20倍の年0.02%に引き上げるとこのほど発表しました。

日銀のマイナス金利政策の解除を受けた預金金利の引き上げを発表したのは、県内の地方銀行では初めてです。

琉球銀行が普通預金の金利を引き上げるのは2007年2月以来、およそ17年ぶりで、今後、定期預金の金利も引き上げる予定だということです。

琉球銀行の担当者は「今後もこれまでどおり、預金を積極的に集めていくというスタンスは変わりません」と話していました。