高校駅伝の名監督が退職 感謝のミニ駅伝 今帰仁村

全国高校駅伝に今帰仁村にある北山高校を率いて出場し、県勢の躍進に貢献してきた大城昭子監督が教員を退職することになり、23日、感謝を込めたミニ駅伝大会が開かれました。

大城昭子監督は、10年前から北山高校駅伝部を率いて、男子は6回、女子は5回、全国高校駅伝へ導き、県勢最高の27位まで躍進させました。

大城監督は今月で教員を退職することから、23日は今帰仁村で駅伝部の部員や卒業生、それに保護者などが、感謝を込めてミニ駅伝大会を開催しました。

大城監督は部員らと一緒に1区で高校をスタートし、参加したおよそ30人は8区間、およそ8キロをたすきをつないで走りました。

そして最後は、大城監督が再び部員らと一緒に笑顔でゴールしていました。

大城監督は、来月からは外部コーチとして指導にあたるということです。

大城監督は「振り返るとあっという間でした。1つの区切りとして感謝したいです。これまで積み上げた自分のノウハウを、沖縄県の長距離選手の育成に少しでも役立てるようにしていきたい」と話していました。

駅伝部の東江蒼琉キャプテンは「日頃の感謝を伝えることができました。厳しさもあったが、優しさのある先生です。38年間お疲れさまです。これからもサポートをよろしくお願いします」と話していました。