琉球大学の卒業式 約1600人が新たな一歩 沖縄 宜野湾

琉球大学の卒業式が19日行われ、およそ1600人が新たな一歩を踏み出しました。

琉球大学の卒業式は、19日宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われ、学部の卒業生と大学院の修了生およそ1600人が出席しました。

代表の学生に卒業や修了の証書が手渡された後、西田睦学長が「皆さんは急速に変化している社会に飛び立ちます。さまざまな経験を含む本学での勉学・研さんの成果に自信を持って、社会の期待に応えてくれることを心から願っています」とエールを送りました。

これに対して卒業生を代表して工学部の具志堅太成さんが「本学で培った知識や経験を生かし、社会へ貢献できるよう、挑戦と成長を続けていきます」と決意を述べました。

ことしの卒業式は、コロナ禍以降で初めて入場人数の制限なしで行われ卒業生たちは、家族から花束を受け取って笑顔を浮かべていました。

人文社会学部の卒業生は、「たくさん支えられて卒業まで来ることができてよかった。大学で得たものを今後も忘れずに社会に出て頑張っていく」と話していました。

農学部の卒業生は、「式が終わって卒業したんだなっていう実感が沸いてきた。自分は沖縄県で就職するので沖縄県の発展のために頑張っていこうと思う」と話していました。

教育学部の卒業生は「無事に卒業できてうれしい。責任ある教員になれるようこれからも精進していきたい」と話していました。