花が咲くのは100年に1度 南城市で竹の花が開花

南城市の観光施設では、花が咲くのが100年に1度とも言われる竹の花が開花しました。

南城市の観光施設「おきなわワールド」では、世界最大の竹である「巨竹」=「ジャイアントバンブー」がおよそ30年前に持ち込まれ、玉泉洞と呼ばれる鍾乳洞の入り口で育てられています。

施設によりますと、竹は、花が咲くのが100年に1度とも言われていて、16日、職員が、開花に気づいたということです。

小さい竹が集まってつぼみのようになっていて、その先端に白っぽい花を咲かせています。

花を楽しむことができるのは今後1週間ほどの見込みだということです。

訪れた人たちは、花を眺めたり写真におさめたりして楽しんでいました。

長崎から家族で訪れた女性は「珍しい竹の花を見ることができて、大変貴重な体験でした」と話していました。

「おきなわワールド」を運営する会社の知念智広さんは「持ち込まれてから初めて花が咲いたので、職員も驚きました。今の時期は、国内だけでなく外国からも多くの人が訪れているので、暖かい沖縄の気候を感じてもらえればと思います」と話していました。