恩納村で女子野球の全国大会開幕 中学生から社会人まで参加

中学生から社会人まで、全国のチームが参加する女子野球の大会が恩納村で開幕し、15日は混成チームによる交流戦が行われました。

この大会は、女子野球の魅力を広く知ってもらおうと毎年開かれているもので、硬式野球の部では、県内外から集まった9チームによるトーナメント戦が行われます。

15日は、恩納村の「ONNA赤間ボール・パーク」で、読売ジャイアンツ女子チームや、ことし県内の中学校を卒業したメンバーでつくる沖縄県女子ジュニア育成会など5つのチームの混成メンバーによる交流戦が行われました。

選手たちは軽快なプレーを見せ、得点が入ると拍手したり声をかけあったりして交流を深めていました。

読売ジャイアンツ女子チームの金満梨々那キャプテンは「和やかにコミュニケーションがとれてよかった。あすからは敵チームになるので、切さたく磨して優勝目指して頑張りたい」と話していました。

また、沖縄県女子ジュニア育成会の小祿星夢さんは「皆さん元気があり、打球も速くてすごいなと思いました。女子野球をやる人を増やしていきたい」と話していました。

大会実行委員会の安次嶺康一委員長は「女子の硬式野球をもっと知ってもらい、チームが増えることを目標にしている。多くの皆さんに大会を見ていただきたい」と話していました。

16日から始まる公式戦、沖縄からは南部商業高校の女子野球部も参加し、17日まで開かれます。