陸上自衛隊の幹部自衛官がパワハラで停職2日の懲戒処分

陸上自衛隊那覇駐屯地の幹部自衛官が複数の部下に対して行った威圧的な言動がパワハラにあたるとして停職2日の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊第15旅団の司令部に所属する2等陸佐の男性です。

陸上自衛隊第15旅団によりますと、2等陸佐は、去年1月ごろから8月ごろにかけて、那覇駐屯地で複数の部下の隊員を指導する際、威圧的な言動があったということです。

隊員が防衛省の窓口に相談して発覚したということで、陸上自衛隊はパワーハラスメントにあたるとして、11日付けで停職2日の懲戒処分にしました。

2等陸佐は「反省しています」と話しているということです。

陸上自衛隊第15旅団の松永浩二旅団長は、「国を守るべき組織の自衛隊で、このような事案が発生したことを重く受け止め、自衛官や社会人として恥ずべき行為を根絶すべく、改めて指導を徹底し、再発防止に努めていく」とコメントしています。