県立高校の一般入試始まる 約1万1000人が試験に臨む

59ある県立高校の一般入試が6日から始まり、およそ1万1000人の受験生が試験に臨んでいます。

一般入試は6日と7日の2日間、59ある県立高校のほか、学校のない離島にも試験会場が設けられるため、県内73か所で行われます。

このうち、那覇市にある県立首里高校では、普通科と染織デザイン科にあわせて338人が志願しています。

初日の6日は、午前8時ごろからお守りをかばんにつけたり、参考書を手にしたりした受験生が次々に集まっていました。

男子生徒は「首里高校の『文武両道』にひかれました。中学校で3年間、勉強したことを悔いのないようにぶつけたい」と話していました。

また、女子生徒は「紅型や織物に興味があって志望しました。倍率は下がらなかったが、全力を尽くしたい」と話していました。

このあと、会場の教室では、受験生が試験監督の教員から注意事項について説明を受けたあと、午前10時の開始のチャイムとともに最初の科目となる国語に臨みました。

ことしの一般入試には全日制と定時制あわせて1万1152人が志願し、倍率は去年と比べて0.01ポイント高い、0.93倍となっています。

合格発表は今月14日に行われます。