伊江島で竜巻とみられる突風 沖縄気象台が6日に現地調査へ

5日昼前、沖縄県の伊江島で竜巻とみられる突風が発生し、ホテルの窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。
沖縄気象台は6日、現地で調査を行うことにしています。

沖縄気象台によりますと5日午前11時ごろ、伊江村東江前付近で竜巻とみられる突風が発生したということです。

この突風の影響で、近くのリゾートホテルでは、プールサイドのテーブルやいす、植木などが吹き飛ばされたほか、ホテルの入り口のガラスも割れました。

風で飛ばされたいすなどがぶつかったとみられ、ホテルの支配人は「ゴーという大きな音をたててホテルの南側を通過した。ガラスが割れる被害は初めてでスタッフも怖がっていて非常に危険だと思った」と話していました。

警察によりますとこれまでのところけが人は確認されていないということです。

沖縄気象台は、6日午前中に伊江島に職員を派遣して調査を行うことにしています。

気象台は大気の状態が非常に不安定になっているとして沖縄本島地方では6日昼前にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意するよう呼びかけています。