地元の旭区自治会長「引き続き断念を求めていきたい」

訓練場の整備予定地とされたゴルフ場跡地は住宅地に隣接していて、地元の旭区自治会の石川修会長は、「35年あまりをかけて地域の皆で協力しながら作り上げてきた静かな住宅地に、なぜこういった訓練場を設けて住民たちに少なからず危険な思いをさせるのか納得いかない」などとして計画の断念を訴えてきました。

石川会長は29日、NHKの取材に対し「地元、県、うるま市に対して何の説明もなく訓練場計画が一方的に進められてきたことに断念を求め、それに呼応して保守・革新の立場を超えて住民が立ち上がり幅広く計画の断念を求めたことで、白紙の動きが出てきたと思っている」と話しました。

その上で、防衛省に対して、「まだ検討の段階ということで引き続き計画の断念を求めていきたい」と話していました。