絶滅危惧種のアメリカバク ネオパークオキナワに仲間入り

南米に生息する絶滅危惧種「アメリカバク」が沖縄県名護市の動植物園に仲間入りしました。

名護市の動植物園「ネオパークオキナワ」に仲間入りしたのは、南米のアマゾン川流域の森林などに生息するメスの「アメリカバク」リンちゃんです。

リンちゃんは2歳で体長がおよそ1.7メートル、体重が160キロでリンゴなどが大好きだということです。

今回、神戸市にある「神戸どうぶつ王国」の協力で飼育・展示することになりました。

「アメリカバク」はIUCN=国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種とされネオパークオキナワによりますと展示されるのは県内では初めてだということです。

「リン」ちゃんは鼻を動かしながら、池に入って水浴びしたりのんびり歩いたり愛らしい姿を見せていました。

「アメリカバク」は体長は2メートル、体重は200キロにまで成長するということです。

那覇市から訪れた親子は「初めて見ましたが、こんなに大きいとは思いませんでした」と話していました。

飼育を担当するネオパークオキナワの山中隼輝さんは「不思議な鼻や足の部分などを注目してほしいです。将来的にはリンのお婿さんを迎え繁殖にチャレンジしていきたいです」と話していました。