宮古島市の飲食店で2人が食中毒 5日間の営業停止処分に

宮古島市内の飲食店で食事をした2人がおう吐や下痢などの症状を訴え、保健所はノロウイルスが原因の食中毒と判断し、22日から5日間営業停止の処分にしました。

営業停止の処分を受けたのは、宮古島市にある飲食店・「ABURI」です。

県衛生薬務課によりますと、今月12日の夜、この店でグループで食事をした4人のうち、男性2人が14日の明け方からおう吐や下痢などの症状を訴えました。

2人からはノロウイルスが検出されていて、2人が共通して食べたのは、この店で提供された生がきや茶わん蒸しなどだったことから、宮古保健所はこの店での食事によるノロウイルスが原因の食中毒と判断し、この店を22日から5日間の営業停止の処分にしました。

県衛生薬務課は、ノロウイルスは特に1月から3月まで多発し、子どもや高齢者、免疫の低下した人などは症状が重くなる場合があるとして、かきなどの二枚貝はできるだけ加熱して食べ、調理する人の手洗いや調理道具の洗浄・殺菌を十分に行うよう呼びかけています。