名護市と県外の子どもたち オンラインで海をテーマにした発表

海をテーマに交流を続けている名護市と県外の小学校の子どもたちが20日、オンラインで結んで地域の海の性質や自然環境などについて互いに発表しました。

オンラインで結び発表を行ったのは、名護市の久辺小学校と青森県むつ市の正津川小学校、それに神奈川県横須賀市の逸見小学校の4年生から6年生の児童です。

それぞれの学校は、国立研究開発法人「海洋研究開発機構」の協力を受け、地域の海の性質や自然環境について学んでいます。

正津川小学校の児童たちは、地球温暖化の影響で海水の温度が上がり魚のとれる場所が変わってしまうことを学んだとした上で、漁業者に聞き取りを行った結果、魚の数が減っていることがわかったと述べました。

続いて、久辺小学校の子どもたちは、世界に生息する600から800種類のサンゴのうち、沖縄の海には半分以上が生息しているものの、環境の悪化によってその数が減ってきていることを説明しました。

また、沖縄の高級魚のアカマチやアカジンについて写真を使って紹介しました。

参加した女子児童は「全国の海がつながっていることを知ることができました。海のゴミなどを捨てないように呼びかけていきたいです」と話していました。