J3のFC琉球 神奈川のIT企業「カヤック」と資本業務提携

サッカーJ3のFC琉球は19日、eスポーツなどを手がける県外のIT企業と新たに資本業務提携を行うと発表しました。
企業の企画力を生かし、サッカーを通して地域の活性化につなげたいとしています。

FC琉球と資本業務提携を結んだのは、eスポーツやゲームエンタメ事業などを手掛ける神奈川県のIT企業の「カヤック」です。

19日、柳澤大輔代表取締役とFC琉球の倉林啓士郎代表取締役社長が記者会見を行い、今後の経営方針などについて説明しました。

この中で、企業が持つイベントの企画力やまちづくりのノウハウを生かして、サポーター参加型のイベントを実施することや、選手との交流会などで使えるコミュニティー通貨を導入することなどが明らかされました。

また、選手からの人気投票で選ばれた、さまざまな「オノマトペ」が漫画風の字体であしらわれた新たなユニフォームのデザインも発表されました。

FC琉球の倉林社長は「サッカークラブの経営は利益を追求するだけでなく地域の皆さんと一緒にチームを作っていくことが必要だ。FC琉球とのシナジーが合って末永い関係が築けるのではないかと思う」と話していました。

また、カヤックの柳澤社長は「スポーツは究極のエンターテイメントだと思います。地域とスポーツチームが連動していくというのがJリーグの理念にも書かれていますので、是非一緒にやらせていただきたい」と話していました。