沖縄電力 標準家庭で1か月あたり35円の値上げへ

沖縄電力は、標準的な家庭で1か月あたり35円の値上げになる新たな電力料金を発表しました。
値上げ分は再生可能エネルギーの拡大に向けた設備投資にあてられるということです。

沖縄電力は、再生可能エネルギーの拡大にともなう電線など送配電設備の増強にあてるため、託送料金の制度が見直されたことを受けて、このほど新たな電力料金を発表しました。

それによりますと、国に申請を行う規制料金では、標準的な家庭でこれまでの8009円から4月は8044円と、金額にして35円、率にして0.4%、値上げになります。

また、店舗などで使う規模の低圧電力では0.6%、高圧電力も小規模スーパーなどで使う「業務用電力」で0.5%、小規模な工場などで使う「高圧電力A」で0.6%、それぞれ値上げになります。

さらに自由料金を契約しているケースでも、0.4%から0.9%の値上げが行われるということです。