車にはねられ死亡した女性 放置された疑いも 警察が捜査

先月、宜野湾市の国道で、道路にいた女性がタクシーにはねられ、その後、死亡しました。
警察のその後の捜査で、女性は当時、自分で歩くことができない状態で道路上に放置された疑いがあることがわかり、警察が事件の可能性があるとして慎重に捜査を進めていることが、捜査関係者への取材で分かりました。

先月27日の未明に宜野湾市大山の国道58号で、県内に住む当時58歳の女性がタクシーにはねられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

当時、女性は3車線のうち真ん中の車線にあおむけに横たわっていたことなどから、警察は不自然な点があるとして、事故が起きるまでのいきさつを詳しく調べていました。

警察のその後の捜査で女性は当時、自分で歩くことができない状態で、道路上に放置された疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。

捜査関係者によりますと、女性は事故に遭うまでの間、知人と一緒にいたという情報があるということです。

警察は事件の可能性があるとして、周辺の防犯カメラの映像の分析や知人から話を聞くなどして、慎重に捜査を進めることにしています。