名護市で「やんばる展」開催 絵画や工芸作品などを展示

沖縄本島北部で絵画や工芸作品などの創作活動に親しむ人たちの作品を集めた展示会、「やんばる展」が、名護市で開かれています。

「やんばる展」は、文化や芸術を通して北部地域の人たちの交流を図ろうと開かれていてことしで48回目です。

会場の名護市民会館には、北部の12市町村の人たちによる絵画や、陶芸、書道、写真などの作品200点あまりが展示されています。

このうち、名護市の藤崎眞さんの紅型、「流水に菊」は、流れる水と色鮮やかな菊が描かれています。

また、本部町の友寄智子さんの絵は、名護市の羽地内海に浮かぶ島々や月桃の花など美しい風景が描かれています。

名護市から訪れた女性は、「はじめて来ましたが、いろいろ作品が並んでいるのでゆっくりみたいです」と話していました。

「やんばる展」実行委員会の具志堅誓謹副委員長は、「やんばるの自然で作られた独特の作品を多くの人に見ていただきたいです」と話していました。

「やんばる展」は、12日まで開かれています。