インフルエンザ患者数 約29%増加 県は3週連続で警報

沖縄県で今月4日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数はおよそ29%増加しました。
県は3週連続となるインフルエンザ警報を出して、感染対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、県内54の医療機関から今月4日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者は2214人、1医療機関あたりでは41人で、前の週に比べておよそ29%増加しました。

保健所管内別でみますと、八重山保健所が60人、中部保健所が49.56人、宮古保健所が45.75人、北部保健所が36.40人、南部保健所が34.36人、那覇市保健所が32.92人とすべての保健所で警報の基準値30人を超えています。

年齢別では0歳から14歳までが全体の7割以上を占めていて、県内の公立学校では休校や学年閉鎖などの影響が出ています。

先週、中学校と高校合わせて2校が休校になったほか、学年閉鎖は13件、学級閉鎖は78件に上っています。

県は3週連続でインフルエンザ警報を出して、手洗いやマスクの着用など感染対策の徹底を呼びかけています。