大浦湾で環境保護団体によるリーフチェック始まる

普天間基地の移設先となっている名護市の大浦湾で、環境保護団体が31日から、海に潜りサンゴの状態などを調べる「リーフチェック」を始めました。

これは、日本自然保護協会などが毎年1回行っているもので、31日と1日の2日間、アメリカ軍普天間基地の移設先として国による代執行に伴う工事が進められている名護市の大浦湾でサンゴの状況を調べます。

31日は、日本自然保護協会の安部真理子主任など6人が船に乗り込み、午前9時すぎ、近くにある汀間漁港を出発しました。

「リーフチェック」は大浦湾の4か所の地点で行われ、31日は船からダイバーらが海に潜り、サンゴの数が増えているかなどを調べている様子でした。

大浦湾では、31日も国による代執行に伴う工事が進められており、作業船から石材を台船に積み込む様子や、土砂を積んだトラックが行き交う様子が確認できました。

環境保護団体は1日、調査結果を発表することにしています。