読谷村で魚の催し 地震で被災した漁業者支援の募金活動も

海に親しみ魚を食べる機会を増やしてもらおうという催しが読谷村の漁港で開かれ、会場では能登半島地震で被災した漁業者などを支援しようと募金活動も行われました。

「うみんちゅみなとピクニック」と名付けられたこの催しは、毎月第4日曜日に読谷村の都屋漁港で開かれています。

28日は、イワシの仲間「ミジュン」のから揚げや、地元の生産者から提供された豚肉や野菜をふんだんに使った豚汁などが合わせて300円で販売されていました。

また、能登半島地震で被災した漁業者などを支援しようとライブも行われ、会場で寄せられた募金や料理の売り上げの一部が寄付されるということです。

嘉手納町から訪れた家族連れは「被災地は日本全国で助け合うことが必要なので、積極的に参加したいです」と話していました。

催しを開いた読谷村漁業協同組合青壮年部の前島義一部長は「苦しい思いをされていると思うので、ともに漁師として頑張っていけたらと思っています。明るい笑顔を届けていきたいです」と話していました。