名護市で「さくら祭り」始まる 開花遅れ来月上旬見頃に

名護市で恒例の「さくら祭り」が開催されています。

「日本の春はここからはじまる」というキャッチフレーズで、27日始まった「さくら祭り」のオープニングセレモニーでは、名護市の渡具知武豊市長が「桜と花のまち名護」を宣言し、開幕を祝いました。

会場の名護城公園やその周辺には、およそ1万本のヒカンザクラが植えられていて、釣り鐘のような濃いピンク色の花を咲かせています。

祭りの実行委員会によりますと、ことしの開花は平年より1週間から2週間ほど遅れているということで、今は3分咲き程度ですが、来月上旬には見頃を迎えるということです。

訪れた家族連れや観光客は、可憐な花を写真に収めるなどして一足早い春を感じていました。

那覇市から訪れた女性は「桜のピンクの色が濃くて、とてもきれいです。冬に見られる桜なので感動します」と話していました。

また、東京から訪れた観光客は「色がかわいいピンクで、東京と違っていいなと思います。海を見ながら桜も見られるので、いいですね」と話していました。

「名護さくら祭り」は28日も開かれます。