学生のコミュニケーション能力向上へ “お笑い活用”で協定

西原町の沖縄キリスト教学院と沖縄でお笑い芸人などのマネージメントを行っている会社が、学生のコミュニケーション能力の向上などを目指す事業について連携協定を結びました。

協定を結んだのは西原町の沖縄キリスト教学院と県内でお笑い芸人やタレントのマネジメントを行っている「FECオフィス」です。

24日午後、学院の金永秀学長と「FECオフィス」の山城智二社長が書類に調印して協定を締結しました。

協定には所属芸人などによるコミュニケーションに関係する授業や、教育プログラムの研究と開発について協力することなどが盛り込まれています。

金学長は「これまでの大学教育では果たせなかったような方法で学生たちが持っている表現力を発揮できるようにしたい」と期待を寄せていました。

また、芸人の知念だしんいちろうさんが、多様性やネットトラブルを題材にしたコントの台本作りを学生に指導する講義の様子も公開されました。

学生たちは、去年10月から発声などの指導も受けていて、2週間後にはコントや漫才などを披露する予定だということです。

講義を受けている学生は「人前でしゃべることがリラックスしてできるようになりました。就職などの面接の時に印象に残ってもらえるようになれると思っています」と話していました。