Uターン就職支援 県が首都圏の3大学などと連携協定結ぶ

さまざまな分野で人手不足が課題となる中、進学のため県外へ出た学生にUターン就職をしてもらおうと、県が首都圏にある3つの大学などと就職支援で連携する協定を結びました。

県が協定を結んだのは、専修大学や神奈川大学など東京や神奈川にある3つの大学と1つの専門学校です。

22日は県庁に各校の代表者が訪れ、玉城知事と就職支援に関する協定書を取り交わしました。

協定では、人手不足が課題となる中、進学のため県外へ出た学生に、沖縄へ戻ってUターン就職をしてもらおうと、学内で行う合同企業説明会などを通して県内就職への理解を深める取り組みや、県内企業へのインターンシップなどで、連携するとしています。

玉城知事は「学生が沖縄県内で働いて良かったという生きがいや働きがいを向上させていくことに尽力し沖縄が各校のこれからの進路決定先になれるように懸命に取り組む」と話していました。

神奈川大学の戸田龍介副学長は「沖縄県出身の学生たちの活躍の場を広げていけることを大変うれしく思う」と話していました。

県がこうしたUターン就職を支援する協定を結んだ大学や専門学校は、今回の4校を加えると、合わせて13校となります。