沖縄地方 強い寒気の影響で24日にかけ気温上がらず 注意を

沖縄地方は強い寒気の影響で24日にかけて気温が上がらず、日中の最高気温は平年より5度ほど低くなる見通しです。
体調管理に注意して下さい。

沖縄気象台によりますと、沖縄地方は上空の強い寒気の影響で24日にかけて気温が上がらず、23日の最高気温は宮古島で14度、那覇市と石垣島で15度、24日は那覇市で14度、宮古島で15度、石垣島で16度、南大東島で17度などと平年に比べ5度ほど低くなると予想されています。

また、沖縄地方は寒気の影響で24日にかけて北の風が強く吹き、沿岸の海域ではしける見込みです。

22日の那覇市は最低気温が17.5度と、21日に比べ1.5度低く、風の影響もあってマフラーを身につけている人の姿も見られました。

埼玉県から観光で訪れた40代の男性は「もっと暖かいと思っていました。寒いです」と話していました。

那覇市の20代の女性は「寒くてマフラーをつけてきました。あすはさらに寒くなるので何を着ようか悩んでいます」と話していました。

また、寒気の影響で24日にかけて北の風が強まり沿岸の海域ではしける見込みです。

沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴い波が高くになっていて、波の高さは23日にかけて沖縄本島地方と先島諸島で5メートルのしけ、大東島地方で4メートルのしけと予想されています。

風も強まり、23日にかけて予想される最大風速は、沖縄本島地方で17メートル、先島諸島で18メートル、最大瞬間風速は、沖縄本島地方と先島諸島でいずれも30メートルです。

気象台は寒暖の差が大きくなることから体調管理に注意するとともに、沖縄本島地方と先島諸島では、強風や高波に十分注意するよう呼びかけています。