沖縄バス 南城市の東陽バスの全株式を取得

那覇市に本社を置く沖縄バスは19日、南城市の東陽バスのすべての株式を取得する株式譲渡契約を結んだと発表しました。

沖縄バスが株式譲渡契約を結んだのは、南城市に本社を置く東陽バスです。

東陽バスは主に本島中南部の路線を運行していて、地元の人たちの通勤・通学の足として走り続けてきたほか、観光客にも広く利用されています。

発表によりますと沖縄バスは、▽東陽バスが果たしていた公共交通機関としての役割を引き継いでいくほか、▽高齢化社会を意識し、環境に配慮した公共交通機関を目指すとともに、▽路線バスと貸し切りバス事業で広域連携を図り、利用者の利便性の向上に努めていくということです。

沖縄バスは「県内のバス利用者の皆様にますます愛されるバス会社であり続けられるよう努めていく」としています。