那覇市の波上宮でドンド焼き

正月のしめ縄や去年のお守りなどを燃やしてことし1年の無病息災を願う「ドンド焼き」が、15日、那覇市の波上宮で行われました。

「ドンド焼き」は神社などで正月明けに行われる行事です。

15日、那覇市若狭の波上宮には参拝者が持ち寄った正月に飾っていたしめ縄や去年使っていたお守りや縁起物などが集められ、まず、神職がおはらいなどをして祝詞を読み上げました。

そして、火がつけられるとパチンという音とともにどんどん炎が大きくなり、訪れた人たちは写真を撮るなどしてことし1年の無病息災を願っていました。

那覇市の70代の女性は「去年1年間健康でいられたので感謝の気持ちを込めて納めに来ました。ことしも健康でいられればと思います」と話していました。

那覇市の40代の女性は「火の勢いがすごくてパワーのあるたき上げでした。新たな年なので新しいことに挑戦し、家族がみんな健康でいられるように頑張っていきたい」と話していました。

また、台湾から旅行で訪れているという30代の女性は「ドンド焼きが行われることを知らずここに来ましたが、見られて楽しかったです」と話していました。

波上宮にはおよそ4トンほどが集められていて、今月いっぱいをかけて全てを焼き終えるということです。