松川正則宜野湾市長「普天間飛行場返還のめどがたった」

アメリカ軍普天間基地の移設先になっている名護市辺野古沖の工事が10日着工されたことを受けて、普天間基地を抱える宜野湾市の松川正則市長は「すでに代執行によって承認されていたので、普通の流れとして受け止めている。これまでの裁判の経緯もしっかり踏まえてきょうに至り、普天間飛行場返還のめどがたったということで考えている」と述べました。

一方、移設が完了するまで12年かかるとされていることについては「固定化に近いのではないかと言う人もいるが、返還合意からは28年に至っている。跡地の開発に向けての取り組みもあるし、騒音などの負担軽減はしっかり要請していきたい。一番は1日も早い返還に向けて何ができるかだ」と述べました。