県議会が被災者支援で石川県に総額50万円の見舞金を決定

能登半島地震の被災者を支援しようと、県議会は石川県に見舞金として総額で50万円を送ることを決めました。

最大で震度7が観測された能登半島地震では、1週間あまりがたった今も被害の全容がわかっておらず、雪と寒さの中、被災地は一段と困難な状況になっています。

こうした中、県議会では、9日、各派の代表者が集まって会議を開き、赤嶺昇議長から石川県では17の市と町で「災害救助法」が適用されたほか亡くなった人や行方不明者も出ているとして、災害見舞金を送ることが提案され各派の代表者が了承しました。

見舞金は、48人の議員全員が1人あたり1万円を出すほか、議長が交際費の中から2万円を出す形で拠出され石川県に送られます。

このほか、自民党の島袋大議員から現地はいまも揺れが続いていて不安の声が届いているとして、議会として玉城知事に対し被災者の一時的な受け入れ態勢を早急に構築するよう要請することが提案されました。

これについて一部の会派から「会派に持ち帰って検討したい」という意見が出たため赤嶺議長が早急に会派で検討し結果を伝えるよう求めました。